◆大槻 春日神社 (おおつき かすがじんじゃ)

鎮座地

郡山市大槻町宮ノ前79

電 話

0249-51-1551

交 通

JR郡山駅よりバス大槻町上町下車

【御祭神】武甕槌之神、経津主之命、天之児屋根之命、天之美津玉照媛命
【由 緒】奈良の都が京都に遷って間もない延暦10年(791)に、奥州の蝦夷鎮撫に出陣した時の征夷大使大伴弟麻呂、副使坂上田村麻呂が 、摂津国西宮神社に鎮座の神々の御分霊をこの地に奉遷し、隠津島神社と称したのが当社の始まりと伝える。
 降って南北朝時代の中頃、貞治6年(1367)当社を篤く崇敬した伊東氏(藤原氏)が、その遠祖天之児屋根命、天之美津玉照比売命、武甕槌之命、経津主之命を、大和国御笠山に鎮座する春日の社より勧請し、当地の春日山にて春日の大神として祀られた。
 明治2年(1869)、社号を改正し、春日明神は浅香根神社と称す。さらに同8年、朝積嶺神社と改められ、同15年、祭礼式日を春は4月30日、秋は10月30日と定められた。
 明治33年(1900)、当町の西の宮地内に、摂津の西宮神社の祭神、蛭子大神、大日孁貴大神、須佐之男大神、八重事代主大神の四座の神々を合祀して、春日神社と改称、今日に至る。
【宝 物】太刀1振/神鏡1面/神輿1基=屋根4面それぞれに3つの菊の紋入、200年ほど以前のもの
【例祭日】春祭=4月30日(午後より太々神楽舞奉仕)