◆湖南 春日神社 | (こなん かすがじんじゃ) |
鎮座地 |
郡山市湖南町中野坊ノ内4683 |
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電 話 |
0249-82-2204(宮司宅) |
交 通 |
東北線郡山駅より赤津行バスで中野下車、徒歩10分 |
【御祭神】 | 建御雷神、斎主神、天児屋根命、姫大神 |
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【由 緒】 | 元亀3年(1572)9月9日、この地の地頭佐藤能登守が大和国奈良の春日社より勧請し、ながく元安佐野村の鎮守であったが、明治8年合村以来小社となった。稲荷神社(祭神倉稲魂命)は元和6年(1620)山城国伏見より勧請し字石倉に鎮座。 9月の例祭に当っては8日夕刻から神輿渡御が行なわれる。神輿は宝形造りの調和のとれた形態で地方稀なもの、宝永年代(1704~11)の作と伝えられている。神役は猿田彦、鈿女命、それに「ア」「ウン」の二人が面を被って加わる。笛、太鼓の囃は春日囃といって受け継がれてきた独特のもので、現存する囃は環御の囃だけが伝承されたものといわれている。家々は門口に新砂を盛って神輿を迎え、神酒を供えてこれを供奉者一同にふるまう。 神輿は渡御のあと翌日広伝寺大床に納める習としており、昭和24年4月、児童弄火によって神社炎上の時、御神体は神輿と共に安泰で、まことに不思議なこと、霊験あらたかと、遠方からの崇敬参拝者が今も絶えない。 |
【宝 物】 | 正一位春日大明神の神号=「王城中心六角堂勅願寺能満院大願 文久3癸亥年正月広伝寺納用明天皇御勅願寺京都六角堂住職 元広伝寺社僧林岳憲海上人謹筆」 |
【例祭日】 | 9月8、9日 |