◆中筋三ッ屋 春日神社 (なかすじみつや かすがじんじゃ)

鎮座地

坂井市春江町中筋三ツ屋3-3

電 話

0776-51-2940

交 通

JR北陸本線春江駅下車、徒歩5分

【御祭神】伊邪那岐命、武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神
【由 緒】 当社は、昭和11年20数戸の区民が磯部川廃川区域に区の繁栄と鎮護、戦時下出征兵士の健康と武運長久を願って、御本殿建物を春江町江留下区より、また鳥居を森田町天地区よりそれぞれ譲り受け、氏神様として、伊邪那岐大神と春日大神を御祭神に春日神社として鎮座したものである。
 その後、40年の風雪を経て建物の老朽がすすみ、かねてより造営の気運があったが、昭和50年秋全区53戸の合意が成り区内外から多大の浄財を得て造営の運びとなった。
 社殿は、奈良春日大社の特別摂社で春日造りの基本型といわれる重要文化財若宮神社の様式にならい、その立面及び平面図を大社に懇請し原寸大のものとして鉄筋コンクリート造銅板葺にて昭和51年4月着工、同年8月竣工したものである。
 御本殿内向かって右側に伊邪那岐大神、左側に春日大社御祭神、即ち武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の御分霊を勧請して奉祀し未来永劫の当区の繁栄と鎮護を祈願し奉るものである。
 なお、社号額の文字は春日大社宮司花山院親忠氏の揮毫によるものである。
 当社は少数の氏子によって創祀されたが、年ごとに開け、戸数も増加し、熱心な役員等によって逐次境内も整備され、今では区民一同の心のよりどころとして、例祭日には子供神輿の渡御もあり、区民総出で毎年趣向をこらした屋台や踊りがにぎやかに楽しく繰り広げられている。
【例祭日】秋祭=9月15日