◆縣守 春日神社 (あがたもり かすがじんじゃ)

鎮座地

篠山市県守597

電 話

079-552-2418(宮司宅)

交 通

JR福知山線篠山口からバス東本庄下車20分

【御祭神】天児屋根命
【由 緒】 地名の「縣守」は古代地方政庁の所在と関係があると考えられるが、また当地付近には藤原氏の荘園が広範囲にわたってあったと伝えられ、藤原一族が建立したといわれる多数寺院の屋敷址が現存している。
 当社の創祀について伝承口碑を総合すると、中御門天皇の享保年間、おそらく享保5年(1720)頃、当地に伝染病が流行した時、守護神として奈良春日社より御分霊を受け、当地区宮前の地に社殿を建造、病気平癒を祈願したのが始まりで、それ以来、当地の氏神として村人の崇敬を集めていたが、寛政年間(1789~1801)光格天皇の御代、現在地春日山に奉遷したものという。
 当時の氏子は口縣守地区、中縣守地区、東本庄地区の一部、向井地区の一部、の四ヶ部落から成り、それが現在に至っている。
 ちなみに、当地方には古代、崇神天皇の御代に四道将軍の1人丹波道主命が遣わされたといい、その墓と伝えられる前方後円の大古墳が当社南方1000メートルの所にある。また、付近にはその他20余基の古墳群がある。
【例祭日】10月13日