◆後川上 春日神社 | (しつかわかみ かすがじんじゃ) |
鎮座地 |
篠山市後川上14 |
---|---|
電 話 |
0795-56-2163(宮司宅) |
交 通 |
JR福知山線三田駅からバス後川上下車 |
【御祭神】 | 天児屋根命 |
---|---|
【由 緒】 | この地域は、丹波地方でも最も古い荘園で、天平20年(748)には、東大寺領であったと伝えられ、奈良とは関係深い地域であったと伝えられている。 その後、藤原氏領になったので奈良春日社の御分霊を、天福元年(1233)に勧請したものと考えられている。 はじめは、現在の鎮座地より約3キロメートル東にあたる、原谷の奥にお祀りしたが、あまりにも遠く参拝にも不便であるという理由で、宝治元年(1247)にこの地と後川中村の地にお移ししたのである。 鳥居の額に、「竜神春日社」とあるのは、農民が雨乞いを祈る竜神信仰との習合であろうと考えられる。 いつの頃のものか定かではないが、参道も本殿、舞殿(長床)も荘厳で、鳥居をくぐり、長い杉林の中の参道を進み、舞殿中央の床の下をくぐって本殿前に出る。 明治6年に後川上村社に列せられ、同29年に改築された舞殿は、しばしば田舎芝居の舞台として利用され、農村の憩いの場としても、氏子の親睦の場としても、大いに活用されている。 |
【例祭日】 | 10月17日 |