◆小枕 春日神社 (こまくら かすがじんじゃ)

鎮座地

篠山市小枕423-1

電 話

079-552-0014(宮司宅)

交 通

JR福知山線篠山日駅よりバス小枕下車

【御祭神】別雷之命、誉田別命、天津児屋根之命、稲倉魂命、大山積命、市杵島姫命
【由 緒】 長柄の荘司藤原高智麻呂が荘内の氏神として天平5年(733)加茂神社を創建し、次いで永久5年(1117)八幡神社を、次いで久安3年(1147)大和国より春日明神を勧請し、同年3月神殿を改造して三社相殿とした。
 寿永2年(1183)2月12日、源義経が平家追討のため、播磨国加東郡三草へ赴かんとして、当村桶谷口というところを通過した時、義経の乗馬がにわかに嘶き進まなくなった。これは当荘の氏神、加茂、八幡、春日三神の尊き神の定めであり、下馬しなければならないといわれ、義経下馬し社前に詣で、武運長久を祈り、鞍及び馬具一切を桜の木に懸け置き、別に装具し鞭を加えたところ馬は直ちに進み出したと伝えられ、このときから村名勝村を改めて駒鞍村といい、現在は小枕となった。
 境内は杉の大木が立ち並び鬱蒼としていたが、昭和28年の台風により、境内の全樹木が倒れ、また社殿も倒壊したが昭和30年10月に再建された。
【宝 物】馬鞍=伝源義経奉納
【例祭日】10月8日