◆上滝野 春日神社 (かみたきの かすがじんじゃ)

鎮座地

加東市上滝野915

電 話

0795-48-2330

交 通

JR滝野駅下車、徒歩約2分

【御祭神】武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比咩大神
【由 緒】 文化7年(1810)の『上瀧野村春日之社委細書上帳』(長谷川潔氏所蔵)などによれば、推古天皇2年(594)に法道仙人が五峯山光明寺を開基した時、武甕槌神の御神託により鎮守として祀ったのが創立と伝えられる。
 当社は創建当時武甕槌命一座であったが、後に奈良の春日神社より三座を合祀し、春日四座大明神と称されているが、滝野の地は藤原氏の大学寮の南曹勧学院の荘園であったといわれ、その一因と思われる。
『村翁夜話集』には五座と記されているが、これは光明寺の本地仏を加えたといわれ、一説には本地仏の垂迹神たる大己貴大神を加えたとも伝えられている。
 延宝3年(1675)に本殿を、享保12年(1727)に幣殿・拝殿を再建し、明治7年2月(社殿では明治6年11月)に郷社に列せられ、大正2年1月下滝野の無格社金刀比羅神社、稲荷神社、新宮神社、角ノ神社の四社を合祀し、大正3年11月6日に神饌幣帛料供進社に指定され、昭和12年に境内の模様替をなし、幣殿を春日造に改築した。
【宝 物】本殿再興棟札=延宝3年/幣殿・拝殿再造棟札=享保12年/富士山絵馬=明治4年/御輿3基
【例祭日】秋大祭=10月第1日曜日(昭和18年までは、10月20日であったが、同月18日に変り、昭和38年から同月6日になり、昭和43年から第1日曜日になった)