◆茗荷 春日神社 (みょうが かすがじんじゃ)

鎮座地

奈良市茗荷町881

電 話

0742-81-0354

交 通

近鉄奈良駅から北野行バス落荷下車、徒歩3分

【御祭神】天児屋根命
【由 緒】 当春日神社は矢田原町春日神社から分霊を奉祀したものであるとの口碑がある。宮座は地形により四組に分れている。
 本殿造営の棟札には寛永9年(1632)9月11日とあり、以後元禄9年9月16日、安永5年8月4日、元治□年3月21日、明治14年5月6日、明治31年3月31日、大正6年3月31日、昭和11年4月4日、昭和31年、昭和51年と造営が行われている。
 参籠所25坪は公民館分館を兼ねている。これは元当大字字西、通称堂屋敷にあった念仏寺が明治初年に廃寺となり、その庫裡が現在の場所に移されたもので、昭和11年に現在の建物に改築された。この建物中に庫裡と共に移された阿弥陀像が安置されている。
 森は相当深く、樹齢200年の大杉が本殿の左側にあったが、昭和45年頃の落雷により枯木となり、その場所に植えた杉が現在のものである。
 また当社の氏子は近郷に類のない延命長寿であって、これも御祭神の御神徳の賜と、ますます篤く信仰されている。
【例祭日】10月16日