◆斎宮山鎮座 天神社

鎮座地

奈良県桜井市大字小夫3147番地

交 通

名阪国道針インターから車で約15分

【御祭神】主祭神 天照皇大御神、天児屋根命、菅原道真、大來皇女命、品陀別命
【由 緒】 当社の創建された年代は詳かでないが、神道五部書に曰く、第10代崇神天皇の御代に、神戸大神宮、又、天神宮と唱ふるとあり、神戸は上之郷、又、小夫郷と、日本地理資料に古は笠縫邑と云えりとあっていわゆる元伊勢の伝承地であります。
 第23代顕崇天皇の御代(485年)顕宗記に曰く、「殖槻也、田中乃杜也」とあり、槻の神木であることから、由来の久しい事を知るのであります。
 そして、第40代天武天皇の御代(673年)大来皇女の泊瀬斎宮旧跡伝承地でもあります。
 また、第96代後醍醐天皇の御代、本殿中門の脇に、嘉暦2年(1327年)に献納された石燈篭があります。
社伝に、第106代正親町天皇の御代、古語拾遺に天正5年(1577年)9月2日斎宮太夫小笠兵庫と署名せる天照大神御幸神楽歌があります。
 神宮寺創立年代は詳かではないが、境内に神宮寺を建て、真言宗長谷寺より社僧を輪番に常勤し、明治3年まで守護ありし社で、同年社僧を廃せられ明治8年より神宮寺の寺号を廃せられた。
【例祭日】10月23日(10月22日 宵宮)