◆山添春日 春日神社 | (やまぞえかすが かすがじんじゃ) |
鎮座地 |
山辺郡山添村春日469 |
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電 話 |
0742-94-0550 |
交 通 |
奈良市内より奈良交通バスで春日下車徒歩5分、または天理市内より奈良交通バス・三重交通バス山添インター下車、東へ徒歩15分 |
【御祭神】 | 武甕槌命、経津主命、天児屋根命、大比売命 |
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【由 緒】 | 口碑や伝承によると、「春日さんは名張から来られた」とか「薦生から来られた」と言われている。 このことは、『波多野村史』に、『伊勢考』を引き「神護景雲元年6月21日 鹿島を立って伊勢地に至り、壬生野の里中山を越え、酒解の御厨にやすらう、北山村の宮地に遷座、阿保の大村社に滞し、夏目に遷し、同年12月7日薦生の中山に宮居し、明年正月9日大和国安部山に遷座し、11月9日三笠山に垂迹」や、伊賀、伊勢、志摩三国地誌による鹿島の武甕槌命の遷座の道順が「壬生野(伊賀町)―布引村(大山田村)―勝地(阿保山町)―比々岐神社―大村神社(阿保山町阿保)―霧生(同村)―比奈地―夏見積田神社―名張宇留布志根神社―薦生中山神社―波多春日―波多上津―添上郡田原村」からも先の伝えを伺うことができる。 また『山辺郡誌』下巻に「式内村社 春日神社祭神 武甕槌命、経津主命、天児屋根命、大比売命大字エオンに座す 社地東西二十五間三尺、南北六十六間三尺六寸なり。『大和志』に春日村十三村の民相共に祭祀に預る式載せて添上郡にあり。『大和名所図会』に春日村にあり 神名帳出十三村の氏神なりと 即此例祭は九月二十四日にして 十三ヶ村の郷社たりしが 明治の初年村社となる 末社あり天忍雲根命、猿田彦命を祀る」と当社の由緒が見られる。 例祭は古く『山辺郡志』に9月24日と記されているが、現在は12月の申の日をあてている。また、例祭には山添村無形文化財指定の菅生春楽社による金春流の能楽が奉納されるなど盛儀になっているほか20年ごとの式年造替の制がある。 最古の棟札としては永禄4年(1561)のものが現存している。 |
【宝 物】 | 奉納絵馬額7面 |
【例祭日】 | 春日祭(さるまつり)=12月申の日(ただし、申の日が2回の年は上の申の日、3回の年は中の申の日) |
【祭祀】 | 元旦祭=1月1日/祈年祭=2月21日/神嘗祭=11月21日 |