◆浅井 春日神社 (あざい かすがじんじゃ)

鎮座地

長浜市西主計町330

電 話

0749-74-1766(宮司宅)

交 通

JR長浜駅からバス「西主計」下車、徒歩約10分

【御祭神】天津児屋根命
【由 緒】 天平13年(741)に僧行基が開基した慶蔵寺の僧が平安以後藤原氏であったため、守護神として岩座山の神社を遷し、春日神社として祀ったと伝える。慶蔵寺は姉川合戦で廃寺となり、神社のみ残った。
 当社の特殊神事として、おこない(神事・じんじ)がある。滋賀県湖北地方(長浜市、坂田郡の一部、東浅井郡、伊香郡)において、1月から2月にかけて各神社を中心に(一部地域では観音堂や薬師堂においても)氏子全員が参加しての行事で、8月から9月にかけて行う燈明祭と共に、重要な年間行事である。
 当社でも1月15日に大字を6組に分けて、各組から頭屋を選び、前日から潔斎をして鏡餅を搗き、1尺5寸の盆にのせ、早朝お酒や他の神饌と共に神前にお供えする。この時は、鐘や太鼓を打ち鳴らして氏子全員が参拝する習慣となっている。
【例祭日】春祭=4月23日
【祭祀】おこない(神事)=1月15日/麦初穂祭=7月4日