◆相撲庭 春日神社 (すまいにわ かすがじんじゃ)

鎮座地

長浜市相撲庭町611

電 話

0749-55-1303(宮司宅)

交 通

JR長浜駅からバス相撲庭下車、徒歩5分

【御祭神】天児屋根命
【由 緒】 天暦9年(955)清和源氏の祖清和天皇の第6孫皇子貞純親王の長男源経基が、武蔵介(武蔵守・但馬守)を歴任、鎮守府将軍に任ぜられ、寄進した鈴が現存している。銘に日く「春日大明神 願成就 天暦九乙卯年 六孫皇 経基敬白」
 また正暦5年(994)8月、藤原摂関家との関係深く特に藤原道長に随従した源頼光が伊吹山に拠る賊を討伐するに当り、武運長久の守護神として5人の勇士と共に笈に納めていたのを、役終ってその一体を当所に祀り、なお帰途その餘も祀ったことにより六座(鹿座)の宮と称されていた。
 爾後、尊崇者日ごとに増し、寿永年中当地区一帯を領した大原判官佐々木重綱が篤く崇敬、「山田神社と申し、祭神春日大明神の七堂伽藍の堂塔」を建立祭祀した。(嘉永6年の庄屋九郎右衛門の古書に記録あり。)元亀元年(1570)姉川の役で社殿什器古書等すべて烏有に帰したが、慶安2年(1649)6月28日、神楽田(慶長7年地検の水面帳に惣田五反歩山田神社春日大明神の神楽田と記載)の一部を売却して社殿を再建。現本殿は明治11年9月改築(春日造、桧皮葺、1.1坪)のものである。
 明治9年村社に列格、同42年10月27日、官幣大社奈良春日神社より御分霊の証明書を下附されている。
【例祭日】4月13日
【祭祀】初詣=正月元旦/交通安全・厄除祈薦=1月3日/初神事=1月13日/祈年祭=3月3日/月次祭=5月23日/大祓=6月23日/月次祭=7月13日/月次祭=8月13日/水害記念日祭=9月7日/秋祭=9月13日/月次祭=10月23日/新穀感謝祭=11月13日/大祓=12月23日/除夜祭=12月31日