◆多米 春日神社 (ため かすがじんじゃ)

鎮座地

豊橋市多米東町1-10-3

交 通

豊橋鉄道赤岩口駅からバス「柳原団地」下車、徒歩約20分
「柳原団地」乗り換え「多米町二丁目東」下車、徒歩約7分

【御祭神】天児屋根命 武甕槌神 素盞鳴尊 奇稲田姫命 別雷神 大国主神 日本武尊  宇迦之御霊神
【由 緒】 崇峻天皇の時代(592)、滝の谷に徳合長者という人が居て一社を創立して加護を祈り奉った。即ち本社の起源である。
 その後、村の統一を図るため、その氏神なる春日明神(天児屋根命)を主神として村内にありし他の七社を合わせて八社大神と改む。即ち、春日、鹿島、祇園、波利、大社、稲荷、雷公、白鳥の八宮一社なり。
 八社に合祀されたのは永禄の頃だとも云われている。古来藤原家より徳川家に至るまでも武将、豪族、庶民等の尊信頗るあつかったことなど、十有七枚の棟札等により立証されている。
 本殿は文政4年8月遷宮さる。木造平屋建8.5坪。流造茅葺八戸前並列に並び、それぞれ八神を祀った異風なものである。拝殿は明治四十二年建立。木造平屋建瓦葺16.5坪。幣殿10坪。祝詞殿7.5坪。覆殿22.5坪。祭具舎10坪
【宝 物】鬼瓦
【例祭日】春の大祭 三月第三土・日  秋の大祭 十一月第三日曜