◆集町 正三神社 | (あつまりちょう しょうさんじんじゃ) |
鎮座地 |
草津市集町439 |
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電 話 |
0775-34-2777(宮司宅) |
交 通 |
東海道線草津駅より穴村行バス新堂町下車、徒歩25分 |
【御祭神】 | 武甕槌命、経津主命、天津児屋根命、姫大神 |
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【由 緒】 | 当社は草津市集町に鎮座し、武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の四柱、いわゆる春日の大神を奉祀する。 この地に春日の大神が祀られたいきさつについて、古くからの社伝によると、天武天皇の四年、勅願により北大萱の地に教王護国院が創建されたのであるが、その際、藤原鎌足の兄に当る定恵和尚を開基として、この集の里に宝光寺四至別院の一つとして知厳音院が建立された。その時、定恵和尚の夢枕に春日の神が現われ、この寺の守護を誓われたという。以来、寺の近くに春日の神の社殿を建て鎮守とされたのが始まりと伝える。 その後、第78代二条天皇は、長寛元年(1163)関白九条兼実公に社殿の修造を命じ造替が行われたが、戦国時代の元亀元年(1570)惜しくも兵火にあって炎上、翌年、近江源氏の末流たる駒井伊賀守永秀によって社殿は往昔の姿に再興された。 現在、社側に観音堂があり、草津市指定文化財の11面観音が安置されている。明治9年、村社に加列された。 当社伝統の神事に、古くから毎年2月16日に行なわれてきた「お弓祭」がある。当日早朝、御饌米と御飯と白酒を太陽の出るまでに神前に供え、氏子のうち15歳に達した男子の厄除けとして、弓取りを行ない、元服とするものである。 弓取り行事のあと、氏子全員が神社に参拝、当番宅に集合してお供えした白酒をいただき、吟味汁(酒粕汁)等で食事(御饌米と御飯は半紙にいただいて持ち帰り翌日家族の炊飯の際に入れて食する)を共にし、そのあと「総決め」に入る。これは町の前年度事業実績、当該年度の事業計画その他を長時間かけて協議、承認するもので、夜は青年会(15~25歳)が神社に百灯を献灯する。 いつの頃からか、弓取りだけは行なわれなくなったが、総決めごとは町の公民館でなされ、御饌米と御飯、白酒をいただくことと百灯の献灯は、今なお崇高な神事として存続している。 |
【例祭日】 | 5月3日 |
【祭祀】 | 元旦祭=1月1日/お弓祭=2月16日/小祭=4月16日/新嘗祭=12月16日/大麻頒布式=12月25日/除夜祭=12月31日/月次祭=毎月16日 |