◆大村神社 (おおむらじんじゃ)

鎮座地

伊賀市阿保1555

電 話

0595-52-1050

交 通

近鉄大阪線青山町下車徒歩15分

【御祭神】大村大神 配祀=武甕槌命、経津主命、天児屋根命
【由 緒】 延喜式所載の古社。阿保村は上津、中津、下津を含む大村で、第11代垂仁天皇の皇子・息速別命の宮室が築かれた土地であり、命及び御子孫が代々居住、地域の開発に努めたこの阿保氏族が始祖の命を氏神として祀ったのが古来の本祀である。
 春日の神との関係は、神護景雲元年(767)武甕槌命、経津主命が東国、常総の地から奈良御蓋山ヘ御遷幸の途次ここに巨石を鎮めたと伝えられている。この神石は地下に際限なく根を下ろしており、大地の震動を防ぐ要石として安政元年、大正12年、昭和2年、昭和19年の各大地震にも霊験を現わし、広く地震よけの信仰を集めてきた。境内社要石社がこれである。現在、なまずの絵馬に託して地震よけの祈願をする遠来の参拝者が絶えない。
 なお秋の例大祭の宵宮11月2日奉納される獅子神楽の衣装の中に奈良春日大社の若宮おん祭に出る馬長児とよく似たものが見られ、春日の祭儀の影響があったものと考えられる。
 国宝に指定されている宝殿は、天正9年の兵火で焼失したのを同15年(1587)に再建したもので、もともとは本殿であった。春日造の一間社で、檜皮葺の屋根は単層入母屋造、簡素な木組みは形状よく整い、牡丹唐獅子、龍、もみじ、鹿の彫刻が見事で、安土桃山様式の華麗な建築美を有している。
【宝 物】宝殿並ぴに棟札(春日造)、一間社、天正15年12月15日建築)
【例祭日】秋季例大祭=11月3日
【祭祀】歳旦祭=1月1日/厄除祭=2月中/祈年祭=2月21日/春季大祭=4月10日/地震除災祈願祭=9月1日/観月祭=十五夜/七五三祭=11月15日/新穀感謝祭=11月21日