◆松江 須賀神社 (まつえ すがじじゃ)

鎮座地

松江市春日町385

電 話

0852-23-3849

交 通

JR松江駅から恵曇線バス久米停留所入口下車

【御祭神】天児屋根命、須佐之男命
【由 緒】 相殿(配祀神)は本宮神社と申し、祭神天児屋根命は『出雲風土記』所載の田原神社で、本村字田原の丘に鎮座して、一に春日大神と称した。当地を春日と呼ぶのはすなわちこの神座す故という。しかるに慶長年間、出雲国主宰堀尾吉晴が松江築城の際、城の鎮護として奥谷村宇賀神社境内に遷座し、ここにおいて本来の神祠はすなわち田原神社の元宮であるが故に、そのまま本宮神社と改称し、依然本村の中央至尊と仕え奉った。のちに延宝4年(1676)に至り維持困難の事情があって、村内鎮座の天玉社、現今の須賀神社に相殿として奉祀した。同社の旧地は田原の地内で今なお本宮という。御社は春日大神にいますが故に、往古祭月に入れば後ろの大山(白鹿山)から老鹿が現われ出て田原小流(洗足畷)という所で四足を洗い―、その後御社前に参入、これを機として大祭を行なった。主祭神は須佐之男命で、疫病、疱瘡除けの守護神として国守松平綱近公が信仰・祈願した社という。
【例祭日】10月11日
【祭祀】元旦祭=1月1日/祈年祭=3月11日/夏祭(6月祓)=7月15日/新嘗祭=12月15日