◆日生 春日神社 (ひなせ かすがじんじゃ)

鎮座地

備前市日生町日生1180

電 話

0869-72-0933

交 通

JR赤穂線日生駅下車、徒歩15分

【御祭神】武甕槌命、斎主命、天児屋根命、姫大神
【由 緒】 往昔、本町御山の嶺に霊験があって字宮に勧請したのを室町時代の嘉吉年間(1441~44)に旧領主赤松氏が今の地に遷して再建したもので、もと日生神社または厳島神社と称していたが何時の頃からか春日神社と改称された。
 領主赤松氏、宇喜多氏、池田氏と代々国主の崇敬厚く、寛文年中(1661~73)岡山藩主池田光政の帰依によって社領畑高9斗、これを明治維新まで受領していた。明治17年3月25日郷社に列せられ、同40年1月17日神饌幣帛料供進神社に指定された。
 当社創建時から伝わる神事芸能として春日神社獅子舞がある。祭典行事の中で欠かせないもので、大祭宵宮の夜は祭神と氏子の和楽のために神舞を献じ、大祭当日は御神幸の護衛として御輿の前後左右を守り、祭典終了後は氏子の厄除けに各家々を廻る。
 獅子頭の総指揮者の指示によって、雄雌各5人の舞手が入った獅子が笛、太鼓の音に乗って勇壮な闘争をくりひろげ、悪魔不浄を追い払うものとして古くから信仰されてきた。保存会によって受けつがれているが、正式人員は28名を要し、その技術指導、後継者育成、獅子面、衣装の修理保存など多大の努力を払っている。
【宝 物】棟札=元禄5年/鏡=清水越後守銘等4面/唐獅子=伊部焼1対、ほか石材2頭
【例祭日】春日大祭=10月15日 宵宮=14日
【祭祀】元旦初祭=1月1日/祈年祭=4月9日/大祓祭=6月30日/夏祭=7月14日/勤労感謝祭=11月23日/大祓祭=12月31日/月次祭=毎月1日