◆妹 春日神社 (いもと かすがじんじゃ)

鎮座地

東近江市妹町591

電 話

0749-46-1958

交 通

近江鉄道八日市駅から愛東循環バス妹下車

【御祭神】天児屋根命、武甕槌命、経津主命、比売神、斎主命、天照大御神、誉田別命
【由 緒】 大和国よりこの地に移住した鯰餌氏が養老7年(723)奈良春日の大神を勧請し大同4年(809)社殿を創建した。この地は鯰江庄に属し早くから奈良興福寺の寺領であったが、特に鯰江庄下司職が近江の守護佐々木信綱の横暴を興福寺に訴えて争った文書が現存し、当地と興福寺及ぴ春日大社との関係の深さ、当社が分祀された所以等を雄弁に語っている。また鎮座地の大字妹には奈良町、高畑、等の小字名も見え、境内の池も猿沢の池というなど右の関係を窺わせる。当社は春日四所明神の社壇として既に1000余年の間、人々の崇敬を重ねてきた霊境であるが、戦国以後兵乱起り、特に天正元年(1573)鯰江城の戦で一物も留めぬ兵火に遭い伝米の文書記録類は灰となった。
 当社例祭の五神座講神事は、大神社講(曽根)弁水講(曽根、妹)神戸講(妹)田楽講(鯰江)星生講(妹、曽根)新幣講(中戸)の五神座講が祭礼3日前から用意する伝統の神事で、麻の裃を着用した各講頭人が春日神幣の板御幣を本殿から各字の公民館に迎えて新幣を裁ち、干柿、勝栗、鏡餅の神供を整える。祭礼日の渡御は頭人が板御幣を奉持、花神子が神供を頭上に項き、各講揃って行列して本殿へ進み安置する。式典後各講境内に定紋幕を張って洒宴、これを「しうし」という。洒三献、肴は牛蒡、数の子、巻鯣、もろこ、鰤の巻のた、鯨汁等。
 弁水講に関し、戦国の天文24年(1555)2月6日を書き始めとして以後年々の頭人名を記して現在に至る稀有の記録もある。
【宝 物】子供神輿2基
【例祭日】春日祭=3月27日 五神座講神事
【祭祀】厄除祭=2月1日/祈年祭=2月17日/新穀感謝祭=11月23日