◆伊予 三島神社 | (いよ みしまじんじゃ) |
鎮座地 |
四国中央市三島宮川1-1-53 |
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電 話 |
0896-23-3626 |
交 通 |
予讃線伊予三島駅から徒歩10分 |
【御祭神】 | 大山祇神、上津比咩神、下津比咩神、雷神、高龗神 末社・春日神社=武甕槌神、経津主神、天児屋根命、比売神 |
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【由 緒】 | 三島神社は奈良時代初期に伊予国を支配していた越智氏一族の玉澄が当郡の経営に当ったが老齢のため月々の大三島宮参籠も思うにまかせなくなり、養老4年(720)三島神を奉遷、海路現在の御旅所に着到、八網浦三津名崎加茂川上冠岡の地を選んで奉斎したのが起源であり、それから三島と呼ぶ地名が始まった。 その後、当地方の信仰を集め、中世以降領主の尊崇も篤く、近世末には瀬戸内一円、特に中国地方にまで信仰圏が広がっていたようである。 明治の制度で当初郷社に列格、のちに県社に昇格し、三島町、中曽根村、松柏村の総氏神として崇敬されてきた。なお、当社創建以前からの古代祭祀の遺跡と考えられる磐座があり、これは現在、境内の地主神と祭られて大石様と言われている。また小林一茶が寛政7年2月28日参詣の折の句「冥加あれや日本の花惣鎮守」の句碑もある。 境内末社である春日神社についてのそもそもの由緒は不詳だが、江戸時代から当地方の製紙業者によって春日講が生まれ、春日の神々を奉斎してきた次第である。近時、製紙業の発展とともに、原料商、紙販売業、紙加工業等の業者も加わって、崇敬会が結成され、毎年奈良の御本社代参もあり、社殿の造営も行われて、その発展がめざましい。 |
【例祭日】 | 三島神社例祭は10月21日〜23日 神輿と太鼓台が練り歩き町中が賑う。春日神社例祭は5月1日(春祭) |
【祭祀】 | 月次祭=毎月1日、15日、28日/年中十二度祭=毎月23日/元旦祭=1月1日/年賀厄除祭=2月1日/春祭(春日社)=5月1日/夏越大祓=6月30日/夏祭(天神社)=7月25日/七五三祭=11月15日 |