◆小浜神社 (おばまじんじゃ)

鎮座地

雲仙市小浜町北本町862

電 話

0957-74-2567

交 通

JR諌早駅から県営バス小浜営業所下車、徒歩3分

【御祭神】武甕槌命
【由 緒】 延宝7年(1679)8月下旬、島原城主松平忠公が、小浜村の小浜大明神、南串山村の弁財の各社と共に建立したのが、この劔柄神社である。その鎮座にあたっては、吉田光又、及び植木光重の両神主の尽力が多大であった。
 社名の由来は、武甕槌命が国土平定に当たり、逆賊を退治した際の剣の霊力を祀ったことに始まるという。東は常陸国の鹿嶋神社に、また西は当神社にそれぞれ祀ったと社伝は伝える。
 当初の建立年代は不詳であるが、島原城主の建立以前から、この地に鎮座した模様で、しばらく社殿が荒廃した時期があった。その頃は荒れるにまかせ、遂に社殿も朽ち落ち田畠となった。その後に旧社地に不思議なことばかりおこったので、前述の通り、延宝7年に島原城主によって再建されるに至ったのである。
 現在、鎮座する小浜町は、雲仙の麓、その入り口に位置し、海に面した温泉地として、多くの観光客で賑わっている。社地はその温泉街のほぼ中央部に位置している。
【例祭日】10月19日