◆宮山春日神社

鎮座地

大阪府豊中市宮山町1-10-1

電 話

06-6852-4735

交 通

阪急豊中駅からバス「宮山」下車、徒歩約5分

【御祭神】天照皇大神、天児屋根命、武甕槌大神
【由 緒】 創建は不詳であるが、旧櫻井谷村の地に鎮座するお恵み深い神で、伝記によると仁明天皇の承和2(835)年に社殿の修繕をなしたが、延元3(1338)年兵火に罹り消失。その後、仮殿に神霊を奉斎し、文明15(1438)年社殿を再建した。
 社殿は壮観を極めたが、永正6(1509)年に足利義稙に従来の社領百五拾弐石を半減せられ、戦乱の世に移行するに及び、社頭漸次荒廃傾き、天正6(1578)年には、信長の伊丹城主荒木村重を討つにあたり社殿焼失し、同8年に到っては一時四方に離散した氏子を復帰せる者を相募り、僅かに仮殿を造って神霊を奉斎した後、安部摂津守の領地となり、その陣屋は境外近くに設けられ当社再建に着手し、慶安3(1650)年9月12日に遷座し奉り、現在に至る。
 なお、社殿前の一対の燈篭は領主安部摂津守の奉献したもので、当神社に於いては貴重な存在となっている。
【宝 物】市指定文化財 薬師如来像・十二神将像・絵馬
【例祭日】7月12日、10月12日