◆大野 春日神社 | (おおの かすがじんじゃ) |
鎮座地 |
篠山市大野348 |
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電 話 |
079-593-0500(宮司宅) |
交 通 |
JR福知山線篠山日駅下車車10分、または舞鶴線丹南篠山ロインターから車10分 |
【御祭神】 | 天児屋根命 |
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【由 緒】 | 鎌倉時代末期元弘元年(1331)に大野、口坂本、西谷、宮田、矢代の五ヶ部落民が、奈良春日社より勧請、氏神として奉斎したと伝える。 鎮座当時は春日権現と称し、神前で般若心経を奉唱し、祭礼には各部落より神輿が繰り出されて賑っていたが、天明3年(1783)の大飢饉により神輿繰り出しも止まったといわれている。 寛政3年(1791)に大野部落を除く四部落が各々に大歳神社、天満宮等を勧請し奉斎したため、それ以後は大野部落のみの氏神となり、今日にいたっている。 当神社には講頭といわれる制度があり、毎年12月3、4日に祭礼が行われる。 講頭番は毎年順次交代し一ヶ年の宮守となり、12月3日に、指定された御供田に男手のみで作られごくた粳米、小豆でもって御供を盛付け、長さ5尺径7、8寸のたいまつに前後を守られ、丑満時に神社に参詣、村内安全五穀豊穣を祈願し、翌4日午前8時講衆は神社に参詣後頭家に集合し、厳粛なるお頭の受渡し行事を行う。頭家は丹精こめて作りあげた野菜等を馳走として客をもてなす。 この講を里芋講頭といって昔から今日まで行われている。 |
【例祭日】 | 10月7、8日 |