◆豊郷 愛知神社 (とよさと えちじんじゃ)

鎮座地

犬上郡豊郷町吉田1177

電 話

0749-35-2277

交 通

JRびわこ線稲枝駅下車東に徒歩50分、または近江鉄道豊郷駅下車徒歩10分

【御祭神】天児屋根命、誉田別命、大山咋神
【由 緒】 開化天皇の裔、恵智王が創祀。天乎勝宝6年(754)聖武天皇愛智庄の地を買得して大和七大寺の一院元興寺に寄進された。七大寺領はその荘園を管掌する藤原家の氏神春日神社を勧請することになっていた。吉田村も元興寺領となり、春日大明神を創祀した。100余年の後、貞観年間惟喬親王当国巡幸の際、祈願あって御宸筆の扁榜と刀剣一振を奉納、社前に桜を植えられた。江戸期の寛文6年4月彦根藩主井伊氏も同社に、みだりに立入ることを禁じ竹木切取を許さずなどの禁制文を寄せている。
 愛知神社は吉田村の中央にあって、古来社号は春日大明神であり、吉田、上枝と愛知川町山塚(現石橋)3村の産土神としていたが、のちに同町川久保も同神社氏子として祭事に参加するようになった。川久保も同村に祭祀の春日神社があったのであるが、明治42年9月愛知神社に合祀された。明治13年11月4日、春日大明神を愛知神社と改称。
【例祭日】4月16日(最近は4月第3日曜日)
【祭祀】元旦祭=1月1日/火鎮祭=1月第2日曜日/成人祭=1月15日/祈年祭=2月第2日曜日/御田植祭=5月第2日曜日/大祓式=6月最終日曜日/納涼祭=7月第1日曜日/秋祭=9月第2日曜日/新嘗祭=11月23日/大祓式=12月31日