◆上新庄 春日神社 (かみしんじょう かすがじんじゃ)

鎮座地

大阪市東淀川区上新庄2-20-15

電 話

06-6328-7822

交 通

阪急京都線上新庄駅南口下車すぐ

【御祭神】武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売大神
【由 緒】 当社の創祀については詳らかではないが、神社明細書に、往時榊の大樹あり、里人神木と称して崇敬するに不思議の瑞験あらたかなれば、遂に一社を建立して宇賀魂神を勧請し榊神社と尊称し産土神とす、その後、ある神主及び里長同時霊夢の感得(春日大明神を祭祀せよとの霊夢)により、天正6年(1578)正月11日、奈良春日社の御分霊を勧請せしため、春日神社を本社とし、榊神社を境内摂社とす、とある。
 当神社氏子に千度講という講社があり、毎年正月11日(現在は2月11日)年番者から神饌を供え講員は早朝より参拝、終日業を休んで氏子を招いて祝宴を開く(現在は講員のみ)のであるが、これはこの春日神勧請の日を記念したものといわれている。また榊講という講もあるが、やはり右の伝えにある榊神社にちなんだものと思われる。これは毎年4月の第1日曜日に参拝を行なう。
【宝 物】随神1対=明和9年/狗犬1対=木製、年代不詳だがかなり古いものである/春日大明神の額=天保年間
【例祭日】秋季大祭=10月25日 提灯屋台やのぼりが立ち並ぶ