◆山崎 春日神社 (やまさき かすがじんじゃ)

鎮座地

姫路市飾磨区山崎319

電 話

079-239-6921(宮司宅)

交 通

JR山腸線英賀保駅下車3分

【御祭神】健甕槌神、経津主神、天児屋根神、毘咩大神
【由 緒】 当社は文治2年(1168)に吉川次郎が勧請したと伝えられ、野杉春日社あるいは山崎春日社として信仰された。
 『神社追考』によると、「山崎春日 英賀郷鎮座 吉川次郎文治弐年勧請す」とあり、また『播磨鑑』には、「野杉春日社 英賀山崎村に森有 □□は吉川次郎文治二年三月七日勧請す 長川掃部重長 野杉なる春日の社にぬかつきてとるて正しき神のしるしは 英賀の城天正八年(一五八〇)羽柴家に破られし時より英賀の春日社零落すと見へたり」とある。
嘉吉3年(1443)英賀城主三木右馬頭通近は、揖保郡太田郷の黒岡山から、菅原道真公の御神霊を迎えて、英賀神社の主神として祀った時、当春日神社の御神霊も迎えてこれに配祀した。
 この時から山崎村民は、英賀神社の氏子となった。
 しかし、永く氏神として奉斎した御神霊に別れることを名残り惜しく思い、もとの神社に春日の御分霊を迎えて、再び元宮として奉祀することになったと伝える。
 古く山崎村は、よほど裕福であったとみえて、宏大な杉木立の森と朱塗の社殿のことなどが、古老の日碑に残っている。
【例祭日】8月6日