◆南野中 春日神社 (みなみのなか かすがじんじゃ)

鎮座地

赤穂市南野中190-1

電 話

0791-42-2268(宮司宅)

交 通

神姫バス南野中下車、徒歩10分

【御祭神】春日大神
【由 緒】 創立年代は不詳であるが、古老の伝として、200年程前に洪水があって、社殿はもとより御神体も流れてしまった。ところが社殿が赤穂西沖にある小豆島に流れついているのが見つかり、村人が小豆島へ渡り元の所に遷し祀りたいと何度も交渉したが小豆島の人は承知せず、やむをえず別に絹の御幣を奉製し御神体としてお祀りした。ちなみにもとの御神体は御神鏡であったといわれている。
 この地は忠臣蔵で有名な播州赤穂に隣接し、赤穂城下の入口に位置する。
 神社は田園地帯の中に存し、鎮守の森といった風情がある。また同村の山裾には春日山興福寺という臨済宗妙心寺派の寺があり、附近を春日といっている。
 御神祭には、特設の檜舞台の上で笛と太鼓の囃子により、獅子舞が行われるが、祭典の後、近隣の老人ホームへも慰問を行い、御神徳の宣揚に一役かっている。
【例祭日】10月第2日曜日(旧は10月18日)