◆中三谷 春日神社 (なかみたに かすがじんじゃ)

鎮座地

紀の川市中三谷808

電 話

0736-77-5706

交 通

JR和歌山線打田下車北西へ5キロ

【御祭神】武甕槌命、経津主命、天児屋根命、大日女命、天押雲命
【由 緒】当社は春日山の中腹にあり、紀伊続風土記によれば「池田荘十六箇村の産土神」として崇敬され、現在に至るまで七六〇余年の歴史がある。
後堀河天皇の御代、貞応年間(一ニニニ〜ニ四)に明恵上人がこの地の南方約ニキロの地(旧池田村立三谷小学校跡)に金剛寺を建立して、当時この地域に流行した疫病治癒を願ったが、その際、その守護神として奈良三笠山の春日大神を勧請したことに由来する。本殿、拝殿、庁舎、宝庫、神饌殿のほかに当時は神楽所、舞台などもあったという。
明恵上人を守護するため三十八人の従者が付き従ったといわれており、その中の一人、神職の藤原宿禰秀詣なる者の和歌
 さを鹿の声も尊き神垣や
  三笠をここにうつす月かも
その後、天正十三年(一五八五)豊臣秀吉の根来山攻略の折、社殿、宝物、古文書等多数が焼失、社殿だけは再建されて現在に至っている。
昭和三十年代までは、十月十六日の秋季例大祭に約二百メートルの馬場において競馬が催され、近郷近在から百頭を越す多数の馬が集まって、大変な賑わいを見せたものである。しかし農業形態の変化に伴って廃止を余儀なくされたが、昭和五十年、五十八年、六十三年と第二鳥居建立、社務所改築、拝殿・庁舎改築等諸整備も相次ぎ、神威の宣揚にますます努めている。
【例祭日】秋季大祭=10月16日
【祭祀】元且祭=1月1日/祈年祭=2月1日/新嘗祭=11月15日/月次祭=毎月1、15日