◆婦中 春日社 | (ふちゅう かすがしゃ) |
鎮座地 |
富山市婦中町小倉899 |
---|---|
電 話 |
0764-91-1615(宮司宅) |
交 通 |
JR高山本線千里駅下車、南へ徒歩15分 |
【御祭神】 | 天津児屋根命 副体=菅原道真公(加賀前田藩時代この地全般へ分神の由) |
---|---|
【由 緒】 | 古老の聞書によると安政4年(1857)己花月に宮堂が造営されており、大工は伊助、宮司として婦負郡寒江庄小竹邑の若宮薩摩守従五位行大中臣朝臣吉安、若宮神役野上主膳為正、同林貞衛藤原忠盛の3名の神官、氏子として肝煎、組合頭以下26名の記事がある。 棟札によると、明治23年5月前拝殿の改築があり、昭和39年10月には本殿移動を含んだ境内整備に併せて、現拝殿の改築が行なわれた。 春の例祭に奉納する獅子舞は9日の宵祭には神社だけで行うが、10日の本祭には、まず神社で獅子頭とともに奉仕者青年会一同がお祓をうけた後、お寺をはじめ部落内各戸を3時間ほどかけて巡り舞う。 獅子舞の種類は2人組で、「おししまい」「雷じし」「蛇じし」「あふれじし」「ちぐるまい」「さんばそう」「いれきざみ」「宮の大門」「だんづるまい」の9種類があり、新築、結婚など慶事の家には希望の時刻に廻ることになっている。 |
【宝 物】 | 奉納絵馬=川中島合戦の図、木版書、安政2年/同=源平合戦の図、狩野杉峰図、年号不明 |
【例祭日】 | 春季例祭=4月10日 |