◆寺町 春日神社 (てらまち かすがじんじゃ)

鎮座地

滑川市寺町594

電 話

0764-72-2158(宮司宅)

交 通

富山地鉄上市駅下車、車にて約20分

【御祭神】天津児屋根命、天照皇大神
【由 緒】 創立年月日は不詳であるが、社伝によれば鎌倉時代の鎮座といわれ、御祭神天津児屋根命についても、勧請年月不詳であるが、同時代には当春日神社の祭神であったという。
 天照皇大神は同じく社伝によれば、往古より春日社境内社神社に祀られていたが、社殿維持困難のため、大正11年10月14日許可を得て、同年11月17日春日社へ合祀され、総社号を春日神社と改称した。
 約50年ほど前に社殿の改修を行ったとき、内陣をお伺い申しあげたところ、いずれの仏様か定かではないが、御神体は御仏像であったと伝わっている。
 また、このことに関して当社から、4キロほど離れた中新川郡上市町眼目には、室町時代に大徹禅師の開基になられた曹洞宗の立山寺(別名眼目寺)という古刹があり、この寺は昔近在に末寺として10数ヶ寺をもうけ、それぞれの土地の地名に「寺」という字を使ったといわれ、当地も寺町という町名であり、町内にはその末寺である徳城寺がある。
 当社の御祭神天津児屋根命はその立山寺からこられたとも伝わるが、寺との関係も含め、現在詳らかではない。
【例祭日】春祭=3月16日