◆柵原 八幡神社 (やなはら はちまんじんじゃ)

鎮座地

久米郡美咲町吉ケ原780

電 話

0868-64-0243(宮司宅)

交 通

JR津山線津山駅からバス吉ヶ原下車3分

【御祭神】天照大神、天児屋根命、品陀和気命 合祀=息長帯比売命
【由 緒】勧請年月は不詳であるが、口碑によれば、はじめは吉ケ原五社の窪という所に勧請したのであるが、その社殿が永禄二年(一五五九)二月に火災によって焼失した。ところが御神体は飛んで西南約八百米の大杉の根もとに避難されており、それを村人が拝して翌年その地に社殿を建立したという。
これが現在地であり、御神体も現存している。その節の社殿寄進者は飯岡村鷲山の城主保志賀藤内、と棟札にある。
その後、天正元年(一五七三)保志賀藤内寄進で拝殿を、慶長十六年(一六―一)津山の神崎次郎右衛門及び総氏子で老朽化した本殿と拝殿を、さらに元禄七年(一六九四)木知原村(現在の吉ヶ原)の豊福助次郎並びに総氏子で社殿を、それぞれ建造している。現在の本殿は総氏子建立で昭和十二年に完成、拝殿・幣殿は同じく総氏子の手で昭和二十九年完成したものである。
当神社は災害を祓い家運の繁栄をはかり、また児なき者には児を授け安産を掌り給うとして、遠近の多くの人々の参拝が絶えない。
【例祭日】秋季大祭=10月第2日曜日
浦安の舞奉納、御輿渡御。大人のかつぎ神輿1台、子供の車御輿2台で吉ヶ原一円をまわるが、途中3ヵ所で子供による「銭々太鼓」の奉納あり、これには地域民から祝儀が出る。午後は境内で氏子全員の無料懇親会
【祭祀】初参り=1月1日 除夜の鐘と同時に氏子総代以下参拝、境内に焚火、神酒拝戴/夏祭(大祓祭)=7月30日 花火大会、カラオケ大会、踊り大会など/七五三祭=11月15日