◆西高倉 高倉神社 | (にしたかくら たかくらじんじゃ) |
鎮座地 |
三重県伊賀市西高倉1046番地 |
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交 通 |
近鉄上野市駅からバス「鳥居出」下車10分 |
【御祭神】 | 高倉下命、天児屋根命、応神天皇 |
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【由 緒】 | 当社の創立年代は不詳ながら『三代実録』貞観3年(861)4月の条に、「十日甲寅授伊賀国正六位上高蔵神従五位下」と見えるから、千余年の昔から祀られていたことは間違いない。社伝は、高倉下命七世の孫、倭得玉彦命がこの地に住んで祖先を鎭祭したと伝える。 古来、当社は高倉神、八幡神、春日神の三座を奉斎し、三社明神と称えられてきたが、その春日神を奉斎したのはいつ頃だろうか。現在、旧新居村に三社あり、高倉神社を除く二社は春日社と称し、その一つ西山鎮座の春日社の古記録に「久安5年(1149)南都春日より遷座」とあるところから、当社の春日神もその頃並祀したのではなかろうか。 この春日神というのは天児屋根命一座であるが、天正2年(1574)伊賀国守護職仁木長政当社造営の棟札によると、新居村西村木田原無格社春日社と同村東村今西無各社春日社を合祀したものという。 |
【宝 物】 | 棟札6枚=天正2年11月ほか、高倉神社社記及考証=宝暦4年、伊賀城代藤堂元甫、宝鏡寺宮扁額、獅子頭、久邇宮朝彦親王扁額 |
【例祭日】 | 祈年祭(2月21日)、春日祭(3月13日)、御灯祭(4月第1土曜日)、 倉喗祭・祇園祭(7月13日)、八幡祭(9月15日)、新嘗祭(12月27日) |