◆永源寺 歳苗神社 | (えいげんじ としなえじんじゃ) |
鎮座地 |
東近江市山上町418ー1 |
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電 話 |
0748-27-0118 |
交 通 |
JR近江八幡駅から近江鉄道八日市駅下車バス30分山上下車 |
【御祭神】 | 武甕槌命、経津主命、天児屋根命、合祀・天神社=菅原道真、山王社=大山咋命、水神社=市杵島姫命 |
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【由 緒】 | 仁和元年(八八五)二月の創立と伝えられる。それに先立つ貞観年中に、文徳天皇第一皇子惟喬親王が帝位に望みなしとして、髪をおろし御名を筭延と改めて当国越智の深山に入られたが、御巡幸のとき当地に休憩所を設け川辺に斎殿を置き、さらに三神を祀って地城を修め五穀産業の神とされたのが歳苗の始めとされている。この地の人々はその遺業を貴んで産土社として奉祀した。 長禄元年(一四五七)北條氏は市原野総荘祭を創立し、蒲生郡杉・杣の大宮並びに妙楽寺全郡、甲津畑、藤切神社、当地山上村歳苗社をもって総荘祭の区域とした。室町時代足利氏に至るも二百年来連綿として継続するは御神徳の高く人民の崇敬厚きによると長禄年中の神事記に記されている。永禄三年三月火災により社殿その他一切を失ったが、寛文四年(一六六四)再建、さらに元禄二年(一六八九)改修されたのが現在の社殿である。下って天明三年領主稲垣若狭守の崇敬篤く、社殿の造営、祭事の興隆等が相次ぎ、社領十石が献ぜられた。明治十九年一月郷社に列せられ同四十一年四月神鑽幣帛料供進神社に指定。 |
【宝 物】 | 大刀一振=魚兼光/神像三鉢=応永4年/瓶子一対=年代不明、唐草紋様/神輿一甚=安政7年/掛仏六面=明応元年/軸仏一幅=年代不明 |
【例祭日】 | 4月8日(現在例祭日に近い日曜日) |
【祭祀】 | 歳旦祭=1月1日/事始祭=1月3日/成人祭=1月15日/厄除祭=2月1日/祈年祭=3月3日/早苗振祭=5月28日/夏祭=6月30日。大祓式を兼ねる/万燈祭=8月12・13日/秋祭(講社祭)=10月1日/新嘗祭=11月28日/除夜祭=12月31日 |