◆牛ヶ瀬 春日神社 | (うしがせ かすがじんじゃ) |
鎮座地 |
京都市西京区牛ケ瀬青柳町22 |
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電 話 |
075-381-5230(宮司宅) |
交 通 |
市バス桂離宮下車徒歩15分 |
【御祭神】 | 武甕槌神、天児屋根命、天照大神、大山咋神 |
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【由 緒】 | 天長八年(八三一)埜門麿(西陣の総大将)の勧請といわれ、国乱を平治し、また五穀成就守護の神として祀られた。 しかしながら、応永三十四年(一四二七)十月類焼により本殿が焼失したため仮殿に遷座した。のち天文二十一年(一五五二)、また万治四年(一六六一)四月の二度にわたり社殿を再建した。 春日さんの愛称で村民に親しまれている当社は、ひと昔前までは、春日三宮神社と呼ばれていた。というのは村の中央に春日社が鎮座、その隣接地に、もう一社、三宮社があったという。 ところが、ある時に桂川が氾濫、三宮社は流失してしまった。そこで敬神厚い村民があいはかり、三宮社を春日社の中に合祀したというのである。 現在は、牛ヶ瀬の春日さんと呼ばれている。春日社の大祭にあたる神事が御当である。 毎年一月二十八日夕刻に村民が五穀豊饒を神前に祈願、祭の準備は二日前から取りかかる。明神様を床の間に祭り神事を行なう家を当家といい、一年間つとめる。 当家では、餅米を洗い餅搗きの準備をして神事の前日、男子のみで鏡餅をつくり、この餅を平らにして菱形に切る。 麦わらを束ねたものを三体つくり、一体ずつに三本の角を竹でさし、三本の竹脚をつける。このものを地元ではうまと呼ぶ。 各々の角には、菱餅、小芋、ほし柿をさし、夕刻六時すぎに、酒に酔った村民たちが三体のうまをかつぐのである。 先頭に神職、つぎに当家の主人が明神様をもち、三体のうまがつづく。 かけ声は「よしやさじゃ、ちょうさじゃ」途中、うまが暴れ見物人が拍手をおくる。 春日社に到着したうまは、御燈明の下で神職のお祓いを受け、祝詞のあと村民一同乾杯する。夜の神事である。 |
【例祭日】 | 御当=1月28日 |