◆柞ノ森 祝園神社 | (ははそのもり ほうそのじんじゃ) |
鎮座地 |
相楽郡精華町祝園柞ノ森1 |
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電 話 |
0774-94-3770 |
交 通 |
近鉄京都線新祝園下車、またはJR片町線祝園駅下車 |
【御祭神】 | 天児屋根命、健御雷命、経津主命 |
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【由 緒】 | 人皇第十代崇神天皇の御世、第八代孝元天皇の皇子、武埴安彦が朝廷に反逆を企て、遂にこの地において討伐されたが、その亡魂が作ノ森に留り、人民を悩ませたため聖武天皇神亀年中に、これを撲滅せんとしたが、鬼神の所業なれば人力にては如何ともしがたく、後年称徳天皇の御世、神力を以てこれを撲滅せよとの勅命により大中臣池田六良広綱、宮城七良朝藤が祝部となり、神護景雲四年(七七〇)一月二十一日、春日の大神を勧請し、創祀されたのが当社である。 斎戒沐浴精進祈願(いごもり祭の始まり)により神力の擁護のもとに遂に悪霊撲滅の難業を果し、ようやく悪病平癒、人民安堵、農家の繁栄、商工業の隆盛を見るに至った。この功により貞観元年(八五九)正月二十七日に神階位従五位下を授けられ、後年延喜式内社に列せられる。 天正四年(一五七六)七月二十四日には天下泰平の国宣があり、院参の官人及び武門武将の尊崇深く、社殿の修造、寄進の事がしばしば見受けられ、慶応三年八月には有栖川宮家より夥しい御寄進を賜わり、同宮家の御祈願所となる。明治六年郷社に列せられ祝園村の産土神と定められた。 昭和三十八年には高松宮殿下より、有栖川宮威仁親王殿下五十年祭に当り、同殿下の筆録の御寄進を戴いた。 |
【例祭日】 | 10月10日 |
【祭祀】 | 元旦祭=1月1日/いごもり祭=1月中申の日より3日間/祈年祭=3月1日/大祓式=6月30日・12月31日/新嘗祭=12月1日/御神祭=12月申の日 |