◆池尻 春日神社 (いけじり かすがじんじゃ)

鎮座地

伊丹市池尻6-176

電 話

06-421-5830(宮司宅)

交 通

阪急神戸線武庫之荘駅より車で10分、または市バス池尻下車徒歩5分

【御祭神】武甕槌命、斎主命、天児屋根命、比売神
【由 緒】 古来の確証記録等散逸し、創立由来の詳細は明らかでない。
 池尻の地名は、行基が天平年間(8世紀頃)に伊丹を開発、治水にために造ったと伝えられている昆陽池(下池)の南に接することに由来し、当時下池鎮護の宮として市杵島姫命を祀り、池尻の衆族が氏神である春日大社を奉斎した三ヶ所の春日社が当神社の始まりであると社伝に記されている。
 古記録から当神社は両部神道によって祭祀され、江戸初期には宮講が維持管理をしていたことが知られる。
 当時池尻の里人は敬神崇祖の命篤い土地柄で、各氏ごとに、講社を保持、同時に春日大社を氏神として村内に三社の春日神社があって氏ごとに奉斎していた。
 昭和25年上井尻春日神社二社の氏子と村北春日神社氏子とが合併し、社殿造営の議がもちあがり、昭和51年に造営に着手、このおり奈良本宮の宮土を戴き鎮物として焼きあげ納めた。
 昭和53年4月に竣工した。旧本殿は権殿として残置し、村北春日神社跡地には末社市杵島姫神社を新築奉斎。造営と同時に境内整備植樹を行い、現在境内林は伊丹市緑保全地に指定されている。
【例祭日】秋祭=10月15日