◆阿那賀 春日神社 | (あなが かすがじんじゃ) |
鎮座地 |
南あわじ市阿那賀954 |
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電 話 |
0799-36-3132(宮司宅) |
交 通 |
淡路交通バス阿那賀下車徒歩5分、または木州四国連絡橋神戸嗚門ルート淡路島南ICより車で15分 |
【御祭神】 | 春日大神 |
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【由 緒】 | 元亀・天正(1570年代、80年代)のころ淡路十人衆の1人、阿那賀殿武田山城守が創建したといられ、また一説に津井村古宮に、津井、伊加利、阿那賀三村の氏神があったのを、後に各村に分祀したものともいわれている。 この三村は鎌倉期から戦国期に見える荘園で、津井伊賀利荘といわれ、そのなかに「浦二所」と記されているのは津井と阿那賀を指すものである。 津井と当地に春日神社が祀られ、伊賀利には八幡神社が祀られ、それぞれ村の氏神となっている。 当社は明治6年に村社に列せられている。 阿那賀は淡路島の西南に位置し、古くは網長、穴賀とも書かれている。 地名は、崩壊地形説、湾入した港説、古代朝鮮南部の小国アナに由来するものといったように多くの説がある。古くから人の住んだところで、地先にある沖の島、鎧崎などには南島系の海人族の古墳群がある。 中世から瀬戸内海航行の港町として栄え、江戸時代には阿波の塩田の燃料供給のため重要視されていた。同時に漁港としても栄え、大正4年には天皇御即位大典の大嘗祭用鳴門産乾鯛を謹製した歴史を有する。 氏神である春日神社には、航海安全、大漁満足を祈願して奉納された絵馬が数多くあった。 さらに神社の左側の山は、享保12年官記に、畝数1町5反周廻は官禁林として、樵斧を停したため、今日は原生林となり、町指定文化財自然林として保護されている。 |
【例祭日】 | 10月9日 |
【祭祀】 | 月次祭=毎月1・15日/社日祭=春、秋の社日 |