◆黒瀧神社

鎮座地

三重県伊賀市治田4309

交 通

伊賀鉄道上野市駅からバス「治田東口」下車、徒歩約10分

【御祭神】天児屋根命、火之加具土命、五男三女神
【由 緒】 黒瀧神社は寛弘7年(1010年)余野池辺社(現 伊賀市予野・花垣神社)から勧請されたと伝えられ、明治の末の合祀令により白樫の岡八幡宮に合祀されていた時代があったものの、終戦直後の昭和21年に還御された。平成22年には御鎮座千年を迎えた古い歴史を有する。
 黒瀧神社の社名の謂われは不詳であるが、社殿背後の樹木が鬱蒼として暗く、苔を生じた宮山に瀧があったとも、また瀧の神霊(龍神)が現れたことによるとも伝えられている。
 当社は天児屋根命を主祭神とする治田地区の産土神として、古来氏子を守り続けてきた、霊験あらたかな春日の社である。白樫へ合祀後の旧跡は荒廃していたので、還御前後から徐々に宮構えも造営しつつ現在に至る。
【例祭日】10月18日
【芸能・特殊神事】獅子舞