◆坂元 春日神社 | (さかもと かすがじんじゃ) |
鎮座地 |
姫路市四郷町坂元城山ノ下406 |
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電 話 |
0792-45-2536(宮司宅) |
交 通 |
JR姫路駅から市営バス四郷行坂本下車 |
【御祭神】 | 武甕槌命 |
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【由 緒】 | 古来坂元の氏宮として奉斎されている。
社領地としてもと8反2畝20歩の御除地があったが明治4年太政官布告により6反8畝3歩を上地、残りを境内池とされた。同32年国有林野法に基づき、先に上地した山林の神社境内地編入を出願し、同37年5月内務省令をもって一部編入を許可され7坪を譲与許可されたが、同47年宮内古墳公園工事に当り一部を市道に編入、現境内池は、711坪となる。 概略以上のような経過を経てかつての社領地は境内外に分かれている中に、古来宮や間と称し尊崇されている当社境外地裏山にある宮山古墳は兵庫県の史跡に昭和48年3月9日に指定され、現在宮山古墳公園として整備されている。この古墳から東北約1kmにある壇場山古墳は播磨国造の墓といわれ、当宮山古墳は豊富な副葬品からみて、その系譜をひいた5世紀後半の王の墓と考えられている。 |
【宝 物】 | 宮山古墳=3基の竪穴式石室を有する大型円墳(径30m、高さ4m)。昭和44年と47年に発掘調査がなされ、出土品は姫路市教育委員会で管理保管している。主な出土品は、刀剣、桂甲の小札、鉄鏃、勾玉、釶、金銀象嵌環頭太刀、金鎌、刀子、馬具、飾金具、垂飾付耳飾り、小玉、き龍鏡、砥石、土師器、須恵器、短甲、衡角付胄、鉄てい、画文帯神獣鏡、かすがい、棺材等。 |
【例祭日】 | 10月10日 |