◆黒岡 春日神社 | (くろおか かすがじんじゃ) |
鎮座地 |
篠山市黒岡1015 |
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電 話 |
079-552-0074 |
交 通 |
JR福知山線篠山口下車、バス篠山歴史美術館前下車1分 |
【御祭神】 | 武甕槌命、経津主命、天児屋根命、姫大神 |
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【由 緒】 | 貞観18年(876)に大和国より御分霊を勧請、篠山丘に鎮座され、日置の庄、黒岡の氏神として近在の信仰をあつめていたが、慶長14年(1609)に篠山城を鎮座地の篠山丘に築城することになって、現在地へ奉遷したが、神慮に叶わず度々災害がおこった。これ春日大神の祟りと、慶長16年藩主松平周防守康重は社殿を全て再建し大神を鎮め祀り、以来代々の藩主の信仰をうけた。藩主等寄進による多くの絵馬あり、文久元年(1861)には青山下野守忠良城主が境内に能楽堂を寄進し、能楽の奉納を度々行った。 明治6年10月村社に列し、次いで郷社となり、大正10年県社に昇格、地域の人々の信仰をあつめている。 大正8年に拝殿改築、昭和27年に講和条約を記念して絵馬堂を新築、昭和50年に本殿をはじめ社殿を銅板葺に改め、昭和63年に随身門を改築する。 当社能楽堂で催される元旦の翁の神事、春の篠山春日能、秋の丹波夜能は流派家元自らが演じ奉納される能として近年有名になり全国各地から観賞に訪れる人が多い。また秋季大祭は洛西第一の山鉾巡行として知られ、京都の山鉾におとらない立派なものが9基ある。祭礼には山鉾の他4基の神輿が町内を巡行、7台の太鼓輿が境内を練り廻る。 |
【宝 物】 | 能楽堂=県重文指定/絵馬2面=町文化財指定、他10数面/春日宮社記/篠山お城始メ/日置郷春日由来/篠山春日大明神勧請由来/前丹篠山城記/鏡4面/金幣4振/太刀4振/神輿4墓/本殿建立棟札/旧拝殿建立棟札 |
【例祭日】 | 4月3日 |