◆中島 春日神社 (なかしま かすがじんじゃ)

鎮座地

徳島市川内町中島居ノ内237

電 話

0886-41-0613(宮司宅)

交 通

JR徳島駅から徳島バス共栄橋下車、徒歩10分

【御祭神】武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神
【由 緒】 戦国も週末に近い永禄11年(1568)の勧請と伝える。『阿波志』に「春日祠中島浦に在り」と記載、また『寛保改神社帳』に「中島浦春日大明神別当中島浦恵勝寺」とある。明治六年、村社に列せられた。
 当社の夏祈禱(7月)では、かつては「虫送り」の行事を盛大に行なっていた。これは稲の害虫を駆除する祈りである。中島村は一1に1人が出て、これに恵勝寺の長老がつき添い、「サーノボリ」という麦藁のホケに火をつけ、貝を吹き、鉦、太鼓を打ち鳴らして、大声で「さねもりさんのお通りじゃ、先のけ先のけ、さァさァ、後も先きも栄えた栄えた」と口々に唱えながら賑やかに練って行く。そして中島浦から隣村の大松に渡す。待ち受けている大松村では、村民が自性寺の坊さんを伴ってホケを受けとり、読経のうちに東へと通って近藤由利から沖へ流してしまう。
 唱えことばにある「さねもりさん」というのは、手塚太郎に斬られてその怨霊が稲を喰う虫になったという斎藤別当実盛のことで、それを海の向うに流すわけである。隣りの中島から害虫を送られては困るということではなくて、相互扶助の習わしであり、近年まで行われていた。
【例祭日】10月10日
【祭祀】新年祭=1月1日/村祈禱=6月日曜日/夏祈禱=7月20日