◆国見 烏兎神社 | (くにみ うとじんじゃ) |
鎮座地 |
雲仙市国見町土黒庚1658 |
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電 話 |
0957-78-2790(宮司宅) |
交 通 |
島原鉄道多比良駅より車で20分、雲仙岳の麓 |
【御祭神】 | 武甕槌命、経津主命、大山祇命 |
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【由 緒】 | 創建年代不詳。ただ宝暦年間(1751~64)以前に建立されたことは、当神社所蔵の金幣の銘より推測される。なお当社はもともと摩利支天と称したと伝えられ、石像1体、並びに前立木像1体を祀る。往古はこれらの像を金子坊と称し、この山霊を祀ったという。 この旨は縁起等に記されてはいないが、現在神社に残る古筆の摩利支天の絵像1軸により、そのことを知り得る。 古くは京都醍醐三宝院の門跡真言宗当山派の大龍寺が、代々別当寺として祭祀を司ったが、明治2年に烏兎神社と改め、現宮司岑家が社家を勤めることとなった。かつては山籠と称して剣術、柔術、槍術等の各道場より壮士隊をなして、50日、あるいは100日と武術の練磨につとめたという。 旧領主よりの格別の崇敬があり、安政2年(1855)には御紋付御幕1張、台付灯籠1対の献上を受け、大龍家には晒1反を授くと申し伝えがある。 |
【宝 物】 | 来国俊の名刀1振/摩利支天の絵像1幅/金幣 |
【例祭日】 | 10月13日 |
【祭祀】 | 千日籠祭=8月16日 |