◆池谷 春日神社 (いけたに かすがじんじゃ)

鎮座地

神戸市西区櫨谷町池谷287

電 話

078-991-1034(宮司宅)

交 通

神戸市営地下鉄伊川谷下車徒歩15分、バス櫨谷小学校前下車徒歩5分

【御祭神】天児屋根命
【由 緒】 延暦18年(799)大和国より勧請し奉祀したと伝えられている。
 櫨谷は現在は神戸市西区になっているが、もとは明石郡に属していた。
 古記録によれば、櫨谷保と称し、播磨国明石郡のうち、播磨国衙別納櫨谷保は、崇光院の時代に伏見宮貞成親王が拝領したもので、永享7年(1435)10月13日親王は子孫への知行安堵を女房奉書様に書いている(『看聞御記』)。
 最近は西神ニュータウンの大規模造成が進み、神戸市中心部からも地下鉄が開通し、急速に開発がすすんでいる。
 新造成地はもと櫨谷町管野の一部、一帯は春日台という新地名がついている。
 池谷地区は、丘陵のちょうど谷すじに位置し、旧家が多く、神社付近だけは田畑が広がっている。
 境内地はこうした田畑の中にあって、地区の広場が隣接している。
 もと社殿は外にあったが、集会所建設に際し、屋内に新しい本殿を造り、現在集会所の中に祀ってある。
 外には稲荷神社が、朱の鳥居と共に祀られ、参拝の際は、地区の区長に申じ出て集会所の中へ入らないとできない。
 以前は例祭に的祭をしていたが、現在はなく、かわって地区の角力大会を催している。
【例祭日】9月10日